言いかえ力でコピーライティングスキルUP
数回かにわたって、「より説得力のある文章を書く為には」
というテーマで話していきます。
よく、ステップメールを考える際でも、メールの構成のなかに、
興味性、夢、信念、問題提起、・・・・を入れる事で説得力が上がる、
といった話をしていた事があります。
確かにそうなのですが、一文一文を見ていったときに
「論理的に書く事ができているか」が重要だということに気づきました。
論理的とは、
■言いかえ力
■対比力
■因果関係力
です。
言い変えることでより文章が伝わりやすくなる
「言い変え力」とは、抽象的→具体的、具体的→抽象的にする力のことです。
例えば以下の文を見てください。
今日は懐かしい人とよく会う日だった。
買い物に行ったら、ショップで高校の時の友人が働いていた。
それから、ランチを食べていたら、小学校の時の担任の先生に会った。
家に帰るときには、駅のホームで大学のの友人に会った。
この文章では、
■抽象的:今日は懐かしい人とよく会う日だった。
■具体的:買い物に行ったら、ショップで高校の時の友人が働いていた。
それから、ランチを食べていたら、小学校の時の担任の先生に会った。
家に帰るときには、駅のホームで大学のの友人に会った。
となります。
どうでしょうか?
抽象的な文だけだったら今いち情景が伝わってこないし、
具体的な文だけだったら、これは一体どういう話?とまとまりに欠ける話になりますね。
つまり、より相手に伝わりやすい文章を書く為には抽象・具体化はセットにする事を
意識する事です。
抽象化するときのポイント
■近い枠組みで抽象化
例えば、フェラーリ、ポルシェ、GTR、つまり車というより、
フェラーリ、ポルシェ、GTR、つまりスポーツカーの方が
相手に伝わりやすいのです。
このように、近い枠組みで抽象化するためのポイントとして、
「という」を使う事でより近い枠組みで抽象化しやすくなります。
フェラーリ、ポルシェ、GTR、という車。。。なんか違うな〜
フェラーリ、ポルシェ、GTR、というスポーツカー、こっちだな!
といったように、違和感に気づきやすいのです。
■要約のテクニック
最近本をまとめる時によく活用しています。
要約することで、無駄な箇所が削ぎ落とされ、より整理されてインプットできます。
そのためにポイントは、
「述語を見つける→主語を見つける→これらを直接修飾している言葉を見つける」
を文の下→上に探していく事です。
また、要するに何の話?という質問に端的に答えるには、名詞化することです。
上記の例でいうと、昔の懐かしい人と会った日、ですね。
語集力をアップさせる為に
具体的に、抽象的に、対比して、熟語に言かえる、を使っていきます。
※対比は次回詳しく話します
今日、ちょうどみていたサッカーの話でいうと・・・(悔しいのでせめて例題に使いたかった!)
前半のロスタイム、1点コロンビアがリードしている。
理性的な考えだと、あと3分あれば、シュートを3回うてる、
そうでない考えは、ダメだ、後半にかけるしかないとなります。
こう話すと、
理性的って、落ち着いている、って意味?(言いかえる力)
その反対は感情的かな(対比)
理性とは筋道を立てて考える事なんだね。
では「理」という言葉は・・・理由、理容、理科があるね。
これも筋道を整える、という意味を内包しているね。(熟語に言いかえる)
こうして1つの文から語集力を広げていけるのです。
では次回は、対比力について話しますね。
ワールドカップの悔しさを仕事にぶつけることにします。(〜_〜)
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