ブレット(ボレット)でセールスレターの成約率を2倍に跳ね上げる方法
セールスレターにはベネフィットを箇条書きにしているか箇所があります。
これをブレットと呼びます。
ブレットはセールスレターを成約に導くための重要なファクターを担っています。
ブレットとは直訳すると弾丸という意味です。
なぜブレットとよばれているかというとセールスレターの中でも弾丸のように相手の心を撃ち抜き、衝撃を与えるものだからです。
下記がブレット例です。
✔︎価格を上げてもお客さんが離れることなく売上を増やし続けるたった2つの手法とは。
(高単価商品は普通にビジネスしていただけでは売ることは不可能です。しかし、高単価商品であってもあることを意識すればいとも簡単に売ることができ、あなたが販売する商品 はお客さまにとってなくてはならない唯一無二の存在になります。)
ブレットに必要な要素
ブレットに必要な相手の心を撃ち抜くため重要なことはべネフィットを入れることです。
とにかく強烈なベネフィットを羅列することです。
よくメリットと混同しがちなのですが、お客さんが「欲しい」と思える無形、有形の価値がベネフィットです。
(メリットとベネフィットの違いを詳しく知りたい人はこちら)
ベネフィットは1ブレットに最低3つ入れると反応率が上昇します。
例えば、上記のブレット例では、「売り上げを増やし続ける」「簡単に売ることができる」「唯一無二の存在になる」が3つのベネフィット要素です。
ブレットの重要性
ブレットはセールスレターにおいて非常に重要です。
なぜならお客さんはブレットが気になって商品を購入するからです。
実際にセールスレターを読んで商品を購入してくれた人に
何故この商品を買ったのですか?
と質問すると、6割以上がブレットに記載している
回答が返ってくるのです。
とはいえ、お客さんが何に興味を持って商品を購入するかは千差満別です。
ですからブレットにベネフィットを羅列しいずれかでお客さんの興味を引き出す必要があります。
また、過去50年間で最も稼いだセールスレターの殆どには
ブレットが使われています。
ブレットの型
基本的にはブレットは”見出し”と”小見出し”で構成されています。
(見出し)
✔︎価格を上げてもお客さんが離れることなく売上を増やし続ける2つの手法とは。
(小見出し)
(高単価商品は普通にビジネスしていただけでは売ることは不可能です。しかし、高単価商品であってもあることを意識すればいとも簡単に売ることができ、あなたが販売する商品 はお客さまにとってなくてはならない唯一無二の存在になります。)
このような構成にしている理由は、まずは見出しで興味を引き出し、(語尾は「とは。」で終わる)小見出しでどうなるのか(得られる結果)相手に想像させるのです。
このように相手がイメージしやすいブレットが書ければ、行動に結びつきやすくなります。
1つ1つのブレットのテーマはどうすべきかお客さんの興味を引き出すためにあらゆる方向から書いていくことです。
まだブレットを書くことに慣れていない場合、通り一遍の方向から書いてしまいがちになります。
そういったことがないようにあらかじめ興味を引き出すトリガーとなるテーマを頭に入れておくとあらゆる方向からブレットが書きやすくなります。
以下に興味の引き金となるテーマの一覧を載せておきます。
・ベネフィット
例:風呂上がりに毎日1プッシュつけるだけで理想のツヤ髪を手に入れ、マイナス10歳に見られる
・方法
例:1日15分のエクササイズで劇的にスリムになる方法
・具体性
例:実証されたカリキュラムであなたのIQを130まで上昇させる方法
・オリジナルのネーミング
例:田中式!2週間で痩せる簡単エクササイズ!
・反社会性
例:本を読めば読むほど思考が低下してしまう落とし穴・・・
・秘密
例:億を稼ぐ起業家たちがこぞって秘密にしていた、売れる商品の秘密とは
・簡単
例:毎日朝飲むだけで1ヶ月でマイナス9キロ!楽やせダイエット法
・真実
例:企業の担当者だけが知っている、新卒で100%内定を出したいと思える人材とは?
・限定性
例:読者限定特典!英語が劇的に上達するたった3つの習慣
刺さるブレットを書くコツ
とにかく数を出すことです。
1つのベネフィットから見方を変えてブレットを書きまくってください。
目安の数は目標とする個数の3倍は出しましょう。
例えば20個なら60個のブレットを書くことです。
質よりも量が重視です。
慣れてくるまでは量で勝負しないと質が上がってこないです。
ただ、最初はなかなか書けないと思うので、強烈だなと思えるブレットをリサーチし、キーワードを盗むことです。
(キーワードなら著作権は発生しません)
相手の心を撃ち抜くキーワードとは。キーワードは強烈なものを散りばめることです。
例えば今出てきた「強烈」という言葉と「強い」という言葉ではどちらが印象に残りますか。
おそらく後者ではないかと思います。
他には
・骨が折れた
・粉砕骨折した
ではどちらがあなたの心を動かすでしょうか。
これも後者ですね。
日頃から電車の広告などあらゆる日常の場面において強烈なキーワードだなと思えるものはストックしておくと反応率が劇的に上昇するブレットが書きやすくなります。
ブレットの並べ方
ブレットを書き上げたらお客さんが短期的に達成しやすい順に並べます。
このような順に並べる理由は短期的に結果が出るメージが強いものの方が興味をもってもらいやすいからです。
具体的に並べる順としては、
・短期的に達成するベネフィット
・数字を使ったベネフィット
・長期的に達成するベネフィット
に並べ替えます。
ブレットは何個くらいセールスレターに載せるべき?
一般的には7個がベストと言われています。
それは人間の記憶領域として7個以上になると認識できず、逆に7個以下だと何か物足りなさを感じます。
しかし、僕はあまり7個という数字にはこだわりません。
どちらかというとコンテンツの質に比例して数を設定します。
例えば3時間ほどの動画セミナーをコンテンツとして提供する場合、30個のブレットを書きます。
また、3ページのPDF冊子をプレゼントする際のブレットでは7個ブレットを書きます。
仮にブレッドを7個と決めており、3時間のセミナーと3ページのPDFが同じ7個だとコンテンツの質として同じに見えるので、それは違うかなと。
上記理由により、ブレットの数はあなたが提供するコンテンツを伝えきることのできる数で良いと思います。
ブレットを制するものはセールスレターを制す
実はブレットを制するものはセールスレターを制すと言われるくらい大事です。
ブレットは1つ1つが小さなセールスレターなんです。
キャッチコピーと同じです。
基本的にブレットの一番強烈なものをキャッチコピーにもってきます。
ブレットが書けるようになると、成約率が高いキャッチコピーも書けるし、成約率が高いサブキャッチも書けるし、成約率が高いセールスレターが書けるようになっています。
ブレットはキャッチコピーと重複するベネフィットでも構いません。
そもそも読者さんは忘れていることも多いので、再度ブレットで訴えることで念押しできます。
まとめ
・ブレットにはベネフィットをちりばめること
・ブレットは見出しと小見出しで構成
・ブレットのテーマは、ベネフィット、方法、具体性、オリジナルのネーミング、反社会性、秘密、簡単、真実、限定性がある
・刺さるブレットを書くために、数を出す、強烈なキーワードをチェックする
・ブレットは短期的に達成しやすそうなものから並べる
・コンテンツのボリューム・説得性に応じてブレットの個数を調節する
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