よく健康食品・なかでもサプリなどの広告で目にする事例を書いていきます。
「プラセンタ1粒9000mg」など、数字で、
こんなにすごいんだぞ〜みたいなアピールですよね。
これってけど、専門家でもないので基準値が何mgで、
はたしてこれが絶対的に高いのか安いのか、どうなんだろな〜
って思ったりします。
そのため、他の商品との相対的な比較でしか判断せざるおえなかったりします。
■レモン○個分のビタミンC
青汁とかサプリメントなど、飲料水などでも目にする事も多いですよね。
なんだか健康に良さそうだな〜☆というイメージです。
ところで、レモンがビタミンCが一番含まれているかっちゅう話ですよね。
それは一番ではなかったんです。
赤ピーマンやブロッコリーの方がビタミンCの含有量は多いのです。
体に良さそうとピンとくるイメージをもってもらえるかが大切。
あなたはビタミンCと聞いたら、どんなイメージを思い浮かべますか?
なんか酸っぱそうだな〜〜みたいな印象ってないですかね?
なのでレモン○個分、何十倍ていうと、なんかいっぱい含まれていそうな
イメージになりますね。
健康食品、化粧品において、
××は○○の△倍というコピーはよく使われる手法になります。
■体によい成分が効率的に摂る事ができる
乳酸菌:ヨーグルトの100個分
青汁:ほうれんそうの30個分
黒酢:アミノ酸が酢の120倍
とか、あとはそうですね、高級な料理と比べたり、
摂りにくい食べ物と比べたり。
フカヒレスープ5杯分
サプリ3粒で納豆2パック分
見せ方を工夫していたりしています。
■置き換えでイメージを作り出す
例えば、アントシアニンという成分。
聞いた事あるけど、あまり詳しく知らないって人多いんじゃないでしょうか?
ではこういった書き方であればどうでしょう?
ブルーベリー○○個分のアントシアニン配合
あ、目に良さそう☆効果ありそうやな〜って
ブルーベリーとの優位性まで伝える事ができて、
イメージつきやすいのではないでしょうか?
僕はアップル社の商品大好きなんですが、
ipodを当時発売した時のスローガンってこうでした。
「1000曲をポケットに」
「数字というものは、理解しやすい文脈に入れてあげないと
力を発揮しない。そして理解しやすい形は、なんといっても、
みんながよく知っているものと関連づけることだ。」
(出典:「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン」カーマイン・ガロ)
ジョブズの引きつけるプレゼンにはこういった見せ方も含まれているのですね。
より聴衆に印象に残るように、より自分の身近なものに例えてわかりやすく話すこと
を心がけないとって思いました。

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