運動すると脳に良いだけでなく幸福感も増す理由
あなたは運動はしていますか?
僕は現在36ですが、週に5回は走る(歩く)ようにしています。
大体30分くらいのウォーキングですね。
思い返すと高校までは授業が終わって休み時間があり、
いま考えたら10分という限られた時間でも
校庭にでてサッカーをしたり、良く走り回ったものです。
と、なぜ冒頭でこのような質問をしたかというと、
最近運動は脳にいいとか、脳を活性化させるとかいう
話をよく聞くので。
果たして真意はどうなのか。
そして脳にどういった効果をもたらすのかを
調べてみたいと思います。
確かに歩いたり、走ったりした後は
頭がスッと抜けたような感じがして気持ち良くないですか?
これは脳の活性化と因果関係があるのでしょうか。
さてさて。
歩くことは脳の覚醒作用がある
結論から言うと、歩くことで脳への活性化作用はあります。
なぜかというと、歩くと心臓が活発に動きますよね。
心臓が活発に動くと、体へ送り出す血流の循環がよくなりますよね。
そうなる体内に新鮮な酸素が隅々までいきわたりやすくなるんです。
実際にマウスの実験でも
クルクル回る輪の中で走らせたネズミと、
運動を一切できなくしたネズミとの記憶力を測定すると、
前者のほうがよかったという実験結果があるのです。
歩くと前向きになるセロトニン効果って
歩くと脳への活性化どころか前向きにさえなるんです。
これはセロトニン研究の第一人者、
東邦大学医学部名誉教授で医師の有田秀穂先生による情報です。
一定の速度で5分くらい歩くと脳からセロトニンという物質が分泌され始めます。
これは別名幸せホルモンと呼ばれるもので、(たしかこの物質が入ったサプリが
売られていたな)体調や気分をコントロールする脳内物質です。
さらに対応の光を浴びることでよりセロトニンが出やすくなるのだとか。
早朝散歩とかちょうどいいですね。人も少ないし。
もしセロトニンを意識した運動の場合は最高でも30分以内には
辞めること。理由は疲労しない程度に運動することが
セロトニンの物質を効果的に出すポイントだそうです。
ただなあ・・・なかなかウォーキングが続かない
僕もそうですよ。
けど最近はここ3ヶ月くらい継続できています(週2日は除く)。
ただ、単に運動すれば脳にいい、ということを知ったところで
なかなか継続できません。
よし、明日から歩こう!
そう思った方はちょっと待ってください。
人にはホメオスタシスというものが備わっています。
生体恒常性と訳される。アメリカの生理学者 W.キャノンが,主著『人体の知恵』 (1932) のなかで提唱した生物学上の重要概念。生体内の諸器官は,気温や湿度など外部環境の変化や,体位,運動などの身体的変化に応じて統一的かつ合目的性をもって働き,体温,血液量や血液成分などの内部環境を,生存に適した一定範囲内に保持しようとする性質があり,内分泌系と神経系による調節がそれを可能にしている。この性質をホメオスタシスと名づけた。体温や血糖値の正常範囲外への逸脱は,生体恒常性の異常すなわち病気を意味する。また自然治癒力は生体恒常性の表われと解される
引用元:https://kotobank.jp/word/%E3%83%9B%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B7%E3%82%B9-134114
つまり、どういうことかというと、
異常な状態になると正常な範囲に戻そうとする働きがあるってことです。
よし明日から走るぞ!とやる気に満ちている状態は自分の中では異常な状態になっているのです。
なので、こういった心理状態は一過性のものと前提に考えて継続できるように工夫しなければなりません。
ではどうするかというと、
僕の場合、日常になじませることです。
例えば、朝仕事に行くときは自転車を使わず歩いていくことを習慣にします。
これなら自転車→歩くに置き換わるだけなので、さほど負荷がかかりません。
けど、朝いつもより1時間早く起きて公園を散歩しよう!
と張り切ると3日坊主で終わってしまうんです。
他には歩いている時に”音声を聞く”というものよくやります。
僕の場合はWebマーケティングに関係する本を音声化したものや、
動画を音声化したものをiphoneに入れてBluetoothのイヤホンで
聞きながら歩いています。
つまり、歩くことを継続するには、
”日常になじませる”か”プラスアルファの楽しみをセットで取り入れる”
と継続しますよ。
まとめ
・歩くことは脳への血流を高め脳の・活性化につながる
・歩くことはセロトニンを分泌させ、前向きにさえなる
・歩くことを継続したかったら、日常に取り入れる、プラスアルファのメリットとくっつけよう
もし、あなたが歩くことを継続させる秘訣があったら教えてくださいな^^
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